マンションを選ぶときには、いろいろな尺度がありますが、ここではマンションの立地についてお話いたします。
マンションと言いましても立派な不動産です。マンションというと、どうしても建物だけをイメージしてしまいがちな方も多いですが、あくまで不動産であり、その建物とともに土地についてもしっかり検討しなければなりません。
不動産の価値は、その土地の条件が非常に大事であり、特に立地は資産価値への影響が非常に大きいです。マンションの価値を考える上で、立地を避けるわけにはいけません。
立地といえば、まず最寄り駅ですね。最寄の駅から都心への利便性や駅周辺の利便性・環境が大事であることは誰もが認識していることだと思います。最近では、雑誌などで「駅力」などと書かれていることもありますが、確かに重要な要素だと思います。
ここで、知っておいていただきたいのは、「用途地域」です。
用途地域のチェックをすることで、その地域にどのような都市計画が定められているか?ということがわかります。その地域の住環境を知る上での最初の手がかりとなります。地方では、都市計画がなく用途地域が定められていないこともあります。
用途地域も細かく言いますと多くの種類があるのですが、大きくわけて、住居系の地域・商業系の地域・工業系の地域があります。
(住居系)
主に住宅の立ち並ぶ地域で、住環境に適している。一戸建てのような低層住宅が中心となる地域やマンションのような中高層の建物が中心となる地域、そして混在している地域があります。
マンションを購入する場合は、当然ながら、最有力候補の地域といえます。
(商業系)
繁華街や幹線道路沿いが商業系の地域となっていることが多いです。駅前の商店街などもそうですね。利便性が高いケースが多い為に、マンションの立地としても有力ですね。少々、騒々しいところが住環境として適していないのですが、利便性重視の方であれば、検討対象となります。
(工業系)
工場を中心とした地域や町工場と住宅が混在している地域などがあります。工場の跡地に分譲マンションを建築して販売することも多く、住環境が問題となります。また、土壌汚染や空気汚染の問題もあり、マンションに限らず住環境としては適していないことが一般的です。
一方で、このような立地の場合、販売価格が住宅地に比べて安価であることも多く、価格を理由に購入される方もいらっしゃいます。全体的なバランスを考えて慎重に検討してください。
「用途地域」は、新聞の折込広告の「建築概要」の欄に小さな文字で記載されていることが非常に多いです。マンションのモデルルームや現地まで行かなくてもわかる情報ですので、チェックしておきましょう。もちろん、マンションのホームページなどでも簡単にわかります。
広告の地図を見ていると、周辺は緑が多いと勘違いするような記載になっていることもありますが、現地に行ってそのギャップに驚くこともよくあります。
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