内覧会のときによくある質問があります。それは、内覧会の所要時間です。売主側から「30分でお願いします」などと言われることが多いです。ほかにも45分とか、ひどい場合は15分なんてときも。
まぁ、結論から言いますと、それは無視です。(笑)
そんなに早くチェックなんて、できるもんじゃないですから。
専門家でも、内覧会で全ての調査をしますと、1時間30分〜2時間程度はかかります。施工の出来が悪いときなど、5時間も6時間もかかったこともあります。
この内覧会の所要時間は、物件の出来、面積、売主側の対応の仕方、そして買主側の考え方によってもかなり影響を受けます。だから、人によっていろいろです。
売主が、補修の要求に即答できない担当者であったり、現地に付き添わないケースであったりすると、時間がかかることがあるのです。
また、買主側の性格的に、細かなキズや汚れを必死にどこまでもチェックしていくとどうしても時間がかかります。キズや汚れへの許容範囲には、個人差がありますから仕方ないところでもあります。
「どうせ入居したら、子供がキズをつけることなんで、細かく見ません」って方もいますが、そのような場合は、比較的、早いものです。
内覧会の所要時間は、売主側の都合で決めるのではなく、買主側が納得できるまでにかかる時間です。
「30分で」
などと言われたら、
「それは無理」
とはっきり言ってしまいましょう!
次によくある質問ですが、内覧会での調査道具についてです。
よくインターネットで情報収集していると、いろんな調査道具が出てくることがあります。そのなかでもよく聞かれるのが、「オートレーザーの水平器」。レーザーを壁などにあてて、壁などの傾斜を測定するというものです。
はっきり言ってしまえば、全然、不要です。
そんなものがなくても確認できます。基本的には、本当の専門家としての経験・知識があれば、使用しないことも多いのですが、誰でも簡単に購入できる「水準器」というものがあります。
これは、ホームセンターなどで、1000円程度で手に入ります。これで充分です。特に、マンションの内覧会で測定する壁の傾斜は、あくまで表面的な部分(仕上げ部分)の傾斜。つまり、構造部分ではない。
それを欠陥だの何だのと騒ぐのはおかしいのですね。生活する上で支障があるかどうか?が大事ですから。例えば、あまりに傾斜していると、壁際においた食器棚との間に隙間ができてしまう・・・。なんて心配もあります。でも、その傾斜のチェックなら、1000円の水準器でも可能です。
ここで、内覧会でよく使う道具を挙げてみます。
・メジャー
これは、家具などの採寸に使うわけですが、図面通りのサイズであるかも確認できます。
・デジタルカメラ
指摘箇所を保存しておく。家具・インテリア選びの参考にするなど。
・タオル
ちょっとした汚れは結構多いものですが、キズか汚れが判断ができないときは、サッと拭くと案外、簡単に取れることも。
・スリッパ
内覧会の時点では、まだ室内が汚れていることが多いです。
・筆記用具
指摘箇所などのメモに使用します。
・付箋
・指摘箇所に貼っていくのですが売主側が用意していることが多いです。
しっかり準備して内覧会に臨みましょう!
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